2022.01.16
こんにちは、コーチの豊田です。
今日は今年最初のグランドスラム、全豪オープンについて見所や私なりの見解も交えて、コラムを投稿させて頂きます。
コロナ禍で開催される2度目の大会となる今大会。
昨年は入国から2週間のホテル隔離など厳しい状況でしたが、今年はずいぶん変わっているようですね。
それでは早速、今大会の見所をご紹介します!
大坂なおみ選手は復活できるのか?
昨年の後半から休養を取り、4ヶ月ぶりの復帰戦だったメルボルンでの前哨戦はベスト4。
怪我のため棄権したようですが、以前USオープンを優勝した際も前哨戦を怪我のため棄権した事がありましたので、今回の全豪オープンでもしっかり調整してくれるでしょう。
女子は若手の有望株が面白い
昨年のUSオープンでは衝撃的な“予選から優勝”という快挙を成し遂げたラドゥカヌ(イギリス)や同大会で準優勝したフェルナンデス(カナダ)。
どちらもまだ10代の選手です。
ラドゥカヌ選手の魅力は何と言ってもダイナミックなサーブとストローク、フットワークでしょう。
優勝したUSオープンではなんと失セット「0」でした。
フェルナンデス選手は左利きから繰り出すサーブとタイミングの早いストロークが特徴的です。
トップ選手に必要な、会場を自分色に染めるような盛り上げ方も知っています。
そしてUSオープンではファイナルセットを何度も制す勝負強さも見せました。
個人的には一昨年のフレンチを制したシフィオンテク(ポーランド)のプレーが好きですが、ハードコートでどこまでできるか注目したいところです。
男子は混戦?
男子も若手が力をつけてきており、誰が優勝してもおかしくない状況です。
個人的には最近イタリア人選手の若手が有望と感じています。
特にベレッティーニ(第7シード)、シナー(第7シード)、ムゼッティの3選手に注目です。
ベレッティーニは昨年のウィンブルドンで準優勝しています。
ジョコビッチ選手の周りからは残念なニュースが流れてしまっていますが、ニューヒーローになり得る選手が男子にはたくさんいます。
全ての選手にチャンスがあると思いますので、今大会はこれまで以上に本当に楽しみな大会です。
早速大会初日、大坂なおみ選手も登場します。
試合の入り方、内容にもとても興味がありますね。
錦織選手は欠場となってしまいましたが、ぜひ大坂なおみ選手含め、他の日本人選手も応援していきましょう!
最後にこっそりと豊田の優勝者予想をお伝えします。
男子:シナー
女子:シフィオンテク
結果やいかに?
皆さんの注目選手や大会に関する感想もお待ちしております!